宮沢賢治

(盛岡市)
歴史・文化

もりおか啄木・賢治青春館

うつくしい森で飾られたモリーオ市

花巻生まれの詩人・童話作家である宮沢賢治 ( 1896-1933 ) は、13歳から24歳までの青春時代を盛岡で過ごしました。「盛岡中学 ( 現・盛岡第一高等学校 ) 」に入学するために盛岡へ来たのが13歳の時。その後、一度実家に戻されたあと「盛岡高等農林学校 ( 現・岩手大学農学部 ) 」へ進みました。
坐禅を組んだ「報恩寺」や講話体験をした「願教寺」、散歩した中津川や城跡など、ゆかりの場所がいたるところにあります。材木町は全国から賢治ファンが訪れる街で、作品をモチーフにしたモニュメントが通りを飾り、『注文の多い料理店』を出版した「光原社」があります。現在、「光原社」は工芸品を扱う店ですが、店舗の脇から入った中庭には出版の地の碑があり、白壁には賢治の作品の一節が書かれています。
賢治は『ポラーノ広場』で、「イーハトーヴォのすきとほった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、うつくしい森で飾られたモリーオ市」と盛岡のことを記しています。中の橋の近くにある「もりおか啄木賢治青春館」へ行くと、賢治や石川啄木が過ごした明治時代の盛岡を偲ぶことができます。ほかにも「盛岡城跡公園」をはじめ市内には多くの詩碑や歌碑が残っています。

INFORMATION

お問い合せ もりおか啄木・賢治青春館
住 所 〒020-0871  盛岡市中ノ橋通1丁目1-25
電話番号 019-604-8900
営業時間 10:00~18:00(最終入館17:30)
定休日 毎月第2火曜日(祝日の場合翌平日) 年末年始(12/29~1/3)
料金 無料

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