盛岡市 川と緑、レトロ建築にほっとする

 中心地には見事な石垣の盛岡城があり、そのそばには秋になると海から鮭が戻る中津川が流れ、夏には子どもたちが川遊びをしたり、鮎釣りを楽しむ人がいたり、暮らしと自然がとても近く、「杜と水の都」の呼び名があります。機能的な県庁所在地でありながら、北上川、雫石川、中津川の3川が街中で合流し、城下町ならではの古い町並みや明治大正昭和の洋風建築が残っています。盛岡の駅に降り立てば、時代の変化とともに生活圏や商業圏が広がり、新しく築かれた街の姿も目に飛び込んできますが、受け継がれた手仕事や昔ながらの佇まい、自然を大切にする心は今も息づいていて、どこかしらほっとする出会いと発見が、訪れる人を魅了します。だからこそ、盛岡での旅はぶらり、ゆっくりとまち歩きがおススメです。
 宮沢賢治や石川啄木が青春時代を過ごした場所でもあり、文学の旅も楽しみのひとつ。個性的な書店や喫茶店をめぐるのも一興です。農業が盛んで三陸という漁場が近いため、飲食店のメニューも食材も豊か。料理に合わせるお酒も、日本酒、ビール、ワインなど多彩につくる。盛岡冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばの盛岡三大麺などの名物料理もぜひ味わってください。
(写真/盛岡城跡公園 石割桜 わんこそば)

INFORMATION

お問い合わせ 盛岡観光コンベンション協会
住 所 〒020-0871
盛岡市中ノ橋1丁目1-10
電話番号 019-604-3305

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