クリスマスマーケットｉｎ小坂

近代クリスマス発祥の地が光り輝く冬の夜

明治6年小坂鉱山に赴任したドイツ人鉱山技師、クルト・ネットーはその年の12月に開いたクリスマスパーティの水彩画を残しました。明治6年はそれまで禁止されていたキリスト教が解禁となった年でもあり、この水彩画から小坂町は「近代クリスマス発祥の地」といわれています。クルト・ネットーが故郷ドイツを想いながら、遠い小坂の地で開いたクリスマスを現代に受け継ぎ、ドイツ式のマーケット（マルクト）をイメージしたイベント「クリスマスマーケットin小坂」が平成25年より始まりました。天使館や小坂鉱山事務所周辺がイルミネーションに彩られ、あたたかい食べ物やクリスマスに関連したグッズなどのマーケットやステージイベントが行われ、多くの観光客や町民で賑わいを見せます。