南部鉄器・南部鉄瓶

(盛岡市)
お土産

南部鉄瓶の製造は高度な技術と経験が必要

使えば使うほど味が出てくる鉄器

このあたりは、古くから良質な砂鉄や岩鉄、川砂のほか、粘土や漆、木炭などの鋳物に必要な原料が地元で産出されるなど、鋳物の製造に最適の場所にありました。
文化に関心が強かった歴代の南部藩主は、甲州(現・山梨)から鋳物師・鈴木縫殿を、京都から釜師・小泉五郎七を呼び寄せて、大砲や釣鐘、茶の湯釜の製造をさせました。特に八代藩主・利雄は、城下の武士や町人へも茶道を広めました。そのころ、南部藩の湯釜は、幕府や各藩への贈り物に使われ「南部釜」は有名になり、後に湯釜をアレンジした鉄瓶が考案され、いまの南部鉄瓶が造られるようになりました。湯釜より手軽であると、湯沸かしの道具として日常的に使われるようになったといわれています。
盛岡市内には、多くの工房があり、伝統の技を継承しつつ、現代生活に合ったデザインの鉄瓶やグリルパンなどもあります。カラフルな鉄器も人気があります。

伝統の技と現代的なデザインが融合した作品も人気

INFORMATION

お問い合せ 岩手県南部鉄器協同組合連合会 
住 所 〒020-0055 盛岡市繋字尾入野64-102 盛岡手づくり村内
電話番号 019-689-2336

ホームページを見る

お気に入りスポットで
コースを作る
...