盛岡市保護庭園 南昌荘

(盛岡市)
食べる・飲む歴史・文化体験・観光施設

明治時代の和の美しさを今に伝える

明治18年 ( 1885 ) ごろ、盛岡の実業家・瀬川安五郎の邸宅として建てられ、庭も数年かけて造られました。門扉を入り邸宅の脇をまわり、奥へ進むと池泉回遊式庭園があり、水辺の植物や松、モミジなど、それぞれの季節の風情が感じられるようになっています。この庭は散策して美しさを堪能するのもいいですが、邸宅の中2階「南昌の間」から見るのも格別。磨かれた板間に映りこむ紅葉の美しさ、水墨画を思わせる厳冬の雪景色。どれもが一枚の画のよう。現在は、盛岡市指定保存庭園、国登録記念物となっています。
「南昌荘」の名前は、昭和初期、当時の所有者だった豪商・赤澤多兵衛が懇意にしていた教育者・郷土史家であり書家でもあった新渡戸仙岳に依頼してつけられたとか。玄関や部屋入口の看板も新渡戸仙岳の書によるもの。代々所有者が変わりましたが、庭の美しさや邸宅の風格は変わることなく、今に至っています。

INFORMATION

住 所 〒020-0875 盛岡市清水町13-46
電話番号 019-604-6633
営業時間 夏期(4/1〜11/30)10:00~17:00 冬期(12/1〜3/31)10:00~16:00 
定休日 毎週月曜日・火曜日と年末・年始(12/26~1/10ごろ ※前後する場合があります。)
月曜日が祝日の場合は開館します
料金 大人300円 子ども(小・中学生)150円

ホームページを見る

MAP情報

お気に入りスポットで
コースを作る
...