鞍掛山

(滝沢市)
自然景観

360度の視界良好『鞍掛山』

鞍掛山(くらかけやま)は、岩手山の南西側のふもとに位置する標高897mの山。馬の背に乗せる鞍に似た山容をしていて、初心者や家族みんなでのハイキングが楽しめるコースになっています。
 登山口は、小岩井農場から網張温泉に向かう途中の相の沢キャンプ場にあります。広い駐車場がありますが、登山シーズンは早朝からたくさんのハイカーで賑わいます。山頂までは、多少勾配のある木立に挟まれた道を登る東側のコース(2.8km・所要約1時間30分)と、大きく迂回する西側コース(3.0km・所要約2時間)があります。西側コースは回り道ですが、樹木の合間から岩手山が見え隠れしたり、眺めよしの展望台があったりと視界の変化が楽しいコース。2つのコースは途中で合流し、丸太で作った階段や尾根沿いの道を進んで山頂へ。最後の急な坂道を登ると、北側に大きな岩手山が見える頂上に到達します。山頂は見晴らしがよく、東に姫神山、南東方向には早池峰山、南方に志和三山、そして盛岡市街のパノラマが広がります。
 この鞍掛山は、宮沢賢治が愛した山です。「イーハトーブの風景地」として国の名勝に指定されました。賢治の作品の原動力にもなったといわれ、駐車場の脇には歌碑「くらかけの雪」があります。目の前には相の沢牧野が広がり、岩手山と鞍掛山と牧野が描く風景にも心が癒されます。

鞍掛山頂の眺め

鞍掛山頂から岩手山望む

INFORMATION

住 所 滝沢市鵜飼安達地内
電話番号 019-684-2111(滝沢市役所 観光物産課)

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