和味一里塚跡

(矢巾町)
歴史・文化

両側が現存する貴重な和味一里塚

一里塚は、主要な街道に一里ごとに築かれた塚で、旅人が行き来する際の距離の目安となったものです。道の両側に土を盛り、てっぺんにエノキや松などの木が植えられました。
 江戸時代、盛岡藩13代南部利済(としただ)公が志波稲荷神社へ参詣する道として整備した「稲荷街道」には、3ヶ所に一里塚が築かれました。そのひとつ、和味一里塚は両側の塚が現存する貴重な資料で、町の指定文化財になっています。この街道にはもうひとつ赤林一里塚が残っています。
 また、江戸時代に築かれた大きな街道の一里塚は約4キロメートルごとにありますが、稲荷街道の場合は、一里約4.6キロメートルと塚の間隔が少し長くなっています。距離の計算はご注意を。

INFORMATION

住 所 矢巾町大字煙山地内
電話番号 019-611-2860 (矢巾町文化スポーツ課文化財係)

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