義経北行伝説

(宮古市)
歴史・文化

義経主従も参詣したといわれる日向日月神社(宮古市茂市)

義経一行は生きて、北海道へ渡った

源平合戦で輝かしい功績を上げながら、兄・源頼朝に追われる身となった源義経。彼は藤原秀衡亡き後、泰衡によって攻められ、平泉・高舘で妻子とともに生涯を終えました。これは表向きの歴史であり、実は平泉を抜け、義経一行は北を目指したという伝説が残っています。
 「義経北行伝説」は平泉周辺をはじめ、気仙地方、上閉伊、宮古以北の海岸線に残されています。その足跡は一行が宿泊や休息のため立ち寄ったというもの、風呂や穀物を借りたというもの、神社を建立した、巨岩や巨石などの由緒まで多岐に富んでいます。今となっては、真実は見えませんが、義経一行がここを訪れたかもしれないなどと空想しながら、史跡を巡るのもひと味違った楽しみを与えてくれそう。

源氏一族ゆかりの品が残る久昌寺(宮古市田代)

一行は宮古から岩泉へ。岩泉の加茂神社は義経の遺児を祀ったとされる

INFORMATION

住 所 宮古市及びその周辺
電話番号 0193-62-2111(宮古市産業振興部観光課)

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